私は所謂ジョニー気質でして、特にデッキで自己表現するタイプなんですよね。そのうえ自己顕示欲が強い。
なので20年前から『こんなコンボデッキ組んだよー』などと友人たちを付き合わせていたのですが、まぁ弱いこと。
それが先日幸運にも一定の戦績を収めましたので、それを免罪符に、需要の低いデッキ解説をしたいと思います。
※なお、ドミナリア発売前のデッキのため《不死身、スクイー/Squee,theImmortal》は入っておりません。



【ジャンド食物連鎖ランプ】(2018/3/4)

◯メインデッキ60枚
・クリーチャー31枚
4 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
4 《永遠の災い魔/Eternal Scourge》
4 《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
4 《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
2 《森の女人像/Sylvan Caryatid》
2 《呪文滑り/Spellskite》
2 《激情の共感者/Fierce Empath》
1 《邪悪の使者/Foul Emissary》
2 《叫び大口/Shriekmaw》
2 《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
1 《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
1 《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》
1 《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》

・呪文9枚
4 《食物連鎖/Food Chain》
2 《森の知恵/Sylvan Library》
2 《失われた遺産/Lost Legacy》
1 《有毒の蘇生/Noxious Revival》

・土地20枚
2 《沼/Swamp》
1 《山/Mountain》
1 《森/Forest》
2 《Badlands》
2 《Bayou》
1 《Taiga》
3 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3 《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》
2 《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《裏切り者の都/City of Traitors》

◯サイドボード15枚
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》
4 《花の絨毯/Carpet of Flowers》
4 《殺戮遊戯/Slaughter Games》
2 《無のロッド/Null Rod》
1 《真髄の針/Pithing Needle》



【デッキ概要】
《食物連鎖》を活用して早いターンに重くて爆アドなクリーチャーを唱えて勝つデッキのバリエーションの一つです。
コンボを通すための常套手段と言えば打ち消しや手札破壊ですが、このデッキでは『コンボにばかり構っていられないほどのダメージレースを仕掛ける』ことでコンボ達成を狙います。
特に6枚のマナ生物と3枚の2マナ土地で、早いターンでの3~4マナへのアクセスから《食物連鎖》《血編み髪のエルフ》《永遠の災い魔》のキャストを目指します。
最速2T目に無限マナから《エムラクール》キャストもありますが、ピン除去に対しアドが取れる《血編み髪》や《災い魔》を次々ぶつけて押し切ることもよくあります。
序盤に3~4マナ呪文を連打したいので、マナ否定戦略が苦手です。特に《不毛の大地》は多くのデッキで採用されているので、最序盤は可能な限り基本の《沼》《森》をセットしたいところです。
マナ否定に加え行動阻害にも使える《もみ消し》や、破壊されにくい基本土地と《女人像》を同時に処理されてしまう《小悪疫》などは天敵とも言えるカードです。
『食物連鎖デッキ』と言えば《霧虚ろのグリフィン》《運命の操作》や各種ドロソを擁する青を絡めるのが一般的かと思いますが、このデッキにおいてはマナ安定供給のため青を削りました。
《窒息》や島渡りなどで何かと目の敵にされやすい《島》(及び関係デュアルランド)を完全にデッキから除外しており、このデッキの大きな特色となっています。
基本のギミックは《食物連鎖》《災い魔》での無限マナから《徴募兵》《共感者》で《エムラクール》をサーチしてのフィニッシュです。
また《食物連鎖》と《徴募兵》1枚しかない状況でも、《徴募兵》*4⇒《共感者》⇒《放浪者》と順にサーチして唱えることで多大なアドバンテージを得られます。
特に《食物連鎖》状況下での《放浪者》の続唱*2は、内容次第でそのままゲームを終わらせるポテンシャルを秘めています。
『戦場に土地のみ4マナの状況から《血編み髪》で《食物連鎖》が捲られ、そのままゲームが終わった』と言う展開もこのデッキではよくあることです。
マナさえ確保できれば、無限コンボをちらつかせながら中堅クリーチャーを次々とぶつけられる爽快なデッキなのです!


【カード解説(メインデッキ)】
本デッキで特に重要な役割を担うカードや、他では使われない、または他にない用途を持つカードなどを解説します。
一般的な『食物連鎖デッキ』と同様の運用をするカードについては省略します。

《永遠の災い魔/Eternal Scourge》
このデッキのキーカードその1です。
無限マナ要員であることは説明不要ですが、さらにサイズと擬似除去耐性、唱えやすさでデッキを支えています。
色を選ばない3マナ3/3ですので、《死儀礼》や2マナ土地から2T目に唱えることで戦場に大きな圧力を加えられます。
単体除去ではアドを失わず、ダメージレースで《Delver》《Nemesis》《レオヴォルド》に肩を並べ、放っておくと《食物連鎖》から無限マナに繋がる厄介なクリーチャーなのです。
《死儀礼》や《アンコウ》により比較的容易に墓地から追放でき、また4枚採用されているので打ち消しなどを恐れず気兼ねなく消費できるのも大きなポイントでしょう。
一方、対象を取らず破壊も追放もバウンスもしない《終末》や、逆に-1/-1能力で対象に取られ容易に抑え込まれる《梅澤の十手》などが苦手です。

《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
このデッキのキーカードその2。デッキ3色目を赤にした理由の半分はこのカードのためです。
《食物連鎖》状況下での連続サーチ&キャストでマナを伸ばすことが可能で、さらに《共感者》をサーチすることで大型クリーチャーのキャストまで繋げられます。
デッキ概要にある通り、ここから《大渦の放浪者》に繋げることで7/6速攻パンチ+爆アドを得ることができるのです。
また《死儀礼》や《呪文滑り》などを状況に応じてサーチできるのですが、《食物連鎖》が戦場になければやや力不足でしょうか。
他に選択肢があれば《食物連鎖》を設置するまで手札に温存したいカードです。たまにライブラリトップ刷新に使われることもあります。

《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》
このデッキのキーカードその3。デッキ3色目を赤にした理由の残り半分です。
単純な含有率でも1/7の確率で《食物連鎖》を引っ張り出してくれます。その際には自身がマナ能力の起点となれるのも大きな利点です。
またギミック抜きでも3/2速攻+続唱のポテンシャルは言うに及ばず、《災い魔》を捲った時の圧力や他のアド生物を捲った時のアドアドしさはなかなかのものです。
《森の知恵》との相性も折り紙付き。続唱の積み込みやライブラリトップの刷新にと大活躍します。
《災い魔》同様4枚採用で、3点パワーズ8枚体制でデッキのパンチ力を支えます。弱いところが見当たらない、本デッキ屈指の強カードです。

《森の女人像/Sylvan Caryatid》
デッキのマナ基盤を陰で支えるいぶし銀。呪禁とタフネス3のおかげで戦場に残しやすく、パワー2以下のアタッカーを優しく受け止めてくれます。
また単色2マナ生物なので、《食物連鎖》状況下で《死儀礼》しか戦場にいない場合でもこれ経由で3マナまで伸ばせます(2枚目の《死儀礼》でも可能ですが)。
このデッキでは3~4マナの安定供給がカギですので、2マナから3~4マナにアクセスできる強固なマナ基盤は重要になります。

《呪文滑り/Spellskite》
バーンにスピード勝負で度々競り負けたため2枚採用。本来の目的は《食物連鎖》を《突然の衰微》や《再利用の賢者》から守るためのものです。
無色2マナ生物なので1T目に2マナ土地からキャストでき、2T目に《森》《食物連鎖》とプレイすることで3マナクリーチャーにアクセスする小技もあります。

《邪悪の使者/Foul Emissary》
CIP能力のみを評価しての1枚採用。ライブラリトップ4枚を見てその中からクリーチャーカードを1枚手札に加えることができます。
《徴募兵》や《共感者》ではアクセスできない《災い魔》《血編み髪》《叫び大口》と言ったクリーチャーを持ってこれる可能性を秘めています。
また単純なクリーチャー含有率で半数を超えているため、全くの無駄になることは滅多にありません。
とは言え不確実な能力のためアテにはできず、《食物連鎖》状況下で《徴募兵》を2枚以上持っていた場合などに使用するのが主な用途です。
《食物連鎖》がない状況で使用すると、引くはずだった《食物連鎖》を複数枚ボトムに送る悲劇など起きかねませんので要注意です。
ドミナリアで登場した《不死身、スクイー》が入るとしたらこの枠かも知れません。

《叫び大口/Shriekmaw》
《Delver》、《タルモゴイフ》、そして各種エルドラージに対する除去。また《守護者サリア》も《血編み髪》の邪魔になるため場合によっては除去します。
想起で唱え《食物連鎖》に使うことで2マナ⇒6マナへとジャンプアップすることもできます。
最近は滅多に見ませんが、《実物提示教育》で出てきたエムラクールを落とすことも可能(大抵は《全知》や《騙し討ち》、または《グリセルブランド》ですが)。
戦場に残す場合5マナと効率は悪いものの、3/2畏怖とそこそこの戦力を有します。その際は《目くらまし》へのケアを心がけましょう。
他方、《ファイレクシアの破棄者》《エーテル宣誓会の法学者》と言った致命的な生物に対し無力なのは残念なところです。

《虐殺のワーム/Massacre Wurm》
頼りになる全体除去兼フィニッシャー。《叫び大口》で処理できない《破棄者》《法学者》やその他ヘイトベアーを一網打尽にします。
他にも《死儀礼》《Delver》《Nemesis》と言った目障りな連中を除去できる上に6/5のサイズなので、マナが許せば積極的に使っていきたいクリーチャーです。
素出しを考え、6マナ目で黒黒黒が出せるような盤面のマナ配分を心がけたいところです。

《グルマグのアンコウ/Gurmag Angler》
レガシーではよく見かける探査クリーチャーです。本デッキでは、探査により《災い魔》を墓地から追放する役割も担っています。
また、《食物連鎖》やその他十分なマナがない状況で《共感者》を引いたときのサーチ先としても有用です。
《食物連鎖》状況下では、探査した分だけマナのジャンプにも使えます。

《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》
このデッキの目玉カード!びっくりどっきりギミックです。何度も書いた通り、《食物連鎖》《徴募兵》の2枚だけでこのカードに繋げることができます。
ここからさらに《共感者》と《災い魔》が捲れると、《エムラクール》が速攻で殴りに行くオーバーキルとなります。
8マナは素出しもギリギリ狙えるコストで、特に青いデッキ相手に《花の絨毯》を設置できていると《食物連鎖》なしでキャストされることもよくあります。
続唱*2が爆アドなのは言うまでもないことですが、基本運ゲーになりますので過信は禁物です。特に前述の《徴募兵》ギミックはデッキ内の《徴募兵》を使い切るので要注意です。
自軍のクリーチャーに速攻を与えるのも大きなポイントです。なるべく戦闘前に唱えるのももちろんですが、《死儀礼》の能力をすぐに使える点も忘れないようにしましょう。
ただし除去耐性がないので、ピンポイントで除去されると他のクリーチャーの速攻もなくなってしまう点にも注意しましょう。
いずれにせよ、劣勢を覆す可能性を秘めた夢のあるカードです。

《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
キャスト誘発能力を見込んで1枚採用しました。唱えられさえすれば強烈なカードです。
除去の少ないこのデッキで唯一クリーチャー以外のパーマネントに干渉できるカードで、主に《罠の橋》を退けるために使われます。
対青の《花の絨毯》でもない限り素出しはまず無理ですが、《食物連鎖》があれば無限マナでなくても唱えられる場面はそこそこあります。
逆に無限マナの場合はよっぽどでない限り《エムラクール》の滅殺6の方が効果的ですので、《エムラクール》で対処できない脅威への補助として使用しています。
また、攻撃誘発能力は良い意味で軸がズレているため、例えば無限ライフの相手などに対する回答にもなります。
活躍する場面は限られますが、必勝態勢から勝利を取りこぼさないための役割を持ったクリーチャーです。

《失われた遺産/Lost Legacy》
このデッキのシークレットテクニックカード。とは言ったものの、基本的には対コンボのメインからの苦肉の対応策になります。
ビートで圧しつつコンボを狙う本デッキのコンセプト上、開始ターンの早いコンボ相手はどうしても不利になりがちですので、キーパーツを抜くことでどうにか対策したいところです。
コンボデッキ以外の場合フェアデッキ相手には優先順位が下がりますが、青いデッキ相手には採用率の高い《意志の力》を指定することで前方確認しつつこちらのコンボ達成率を高めます。
シークレットテクニックは、自分に撃って《災い魔》を4枚追放する、です。それだけならシークレットと言うほどでもないですが、このギミックの真価は《大渦の放浪者》で捲れた時です。
《食物連鎖》状況下に2回の続唱でこれとクリーチャーが捲れた場合、そのクリーチャーを起点に《災い魔》4枚をキャストでき、《放浪者》と併せて19点速攻パンチになります。
捲れたクリーチャーが《死儀礼》だった場合は1マナ足りなく思えますが、墓地に土地さえあれば《放浪者》の速攻のおかげでマナ生成能力を即座に使用し補うことができます。
まぁ、そんなこともできますよ、程度のもので基本はあくまでコンボ・カウンター潰しでの運用になります。

《有毒の蘇生/Noxious Revival》
特にシナジーはありませんが、《食物連鎖》を墓地に落とされたとき(《外科的摘出》で狙われたときは特に)墓地から拾うために1枚採用しています。
マナの安定供給のため墓地のフェッチに使うこともありますが、基本的にアドを失うカードですので安易な運用は避けるべきです。
墓地活用の妨害にもにも使えるため、完全ではありませんがメインからの妨害手段としての側面もあります。


【サイドボード解説】
サイドボードは非常に大味になっています。これはひとえに、繊細なサイドボーディング技術をプレイヤーが持ち合わせていないことに起因します。
相手の動きに合わせた柔軟な対応などする気はさらさら無く、サイドボード後もひたすらにこちらのやりたいことを相手にぶつけていくことになります。
用途としても『こちらより早い相手を足止めする』か『こちらの動き(マナ基盤)を崩されないようにする』かに絞られるかと思います。

《虚空の力線/Leyline of the Void》
墓地活用、特にリアニの対策として採用しています。リアニ相手だとどうせ初手にないと間に合わないことも多いので、色々考えず力線にしています。
これ1枚で抑え込めてしまうデッキもありますが、目的はあくまで足止めに過ぎませんので、置いている間に速やかに殴り勝つ必要があります。

《花の絨毯/Carpet of Flowers》
マナさえ出せれば何とかなる、の信念のもと、対青カードとして4枚採用。細かい対策より、とにかくたくさんの呪文をぶつけて圧倒すればいいんです。
最近は《レオヴォルド》との相性の悪さが指摘されています。しかし相手も青マナがなければハンドアドバンテージを活かせません。
《意志の力》などの手札を活かせるカードを《失われた遺産》や《殺戮遊戯》で潰し、潤沢なマナで相手より質の高い呪文を唱え続ければ多少のディスアドは気にならないでしょう。
ただし相手の戦場に島がなくなると大惨事ですので、《目くらまし》には注意が必要です。

《殺戮遊戯/Slaughter Games》
より強力なコンボ・カウンター対策(ただし唱えられれば)。こちらの要求を無理やりに通す究極のわがままカードです。
4マナ呪文を早いターンに唱えるためのマナ基盤は整っているので、《花の絨毯》も活用してとにかく早く唱えることを目指します。
デッキ全体としてフェア寄りの展開が勝利に繋げやすいので、アンフェアなカードを抜いていくことは思いのほか効果的です。
狙うカードはコンボパーツ以外では《意志の力》《もみ消し》などの打ち消し系や《ファイレクシアの破棄者》など致命的な対策カードあたりでしょうか。
《失われた遺産》と違い自分を対象にはできない点は一応忘れないように注意です。

《無のロッド/Null Rod》
ANTや装備品、それに薬瓶対策です。特にANTはどうにも対応のしようがないため、これと2マナ土地が初手に来ることを祈るのみです(それでも後手だと負け得る)。
メタ外から妙にブッ刺さるデッキが来ることもあり、その際は安易にマウントが取れるのでなかなかサイドから外せません。(ゲス顔)

《真髄の針/Pithing Needle》
とにかく《不毛の大地》を止めたいのです。


【プレイング】
度々書いてある通り、2~3T目から3~4マナ呪文を連打して勝ちます。
メイン1T目は《死儀礼》か2マナ土地からの《呪文滑り》くらいしか可能な動きがありませんが、2T目に動ける手札であればスタートして良いでしょう。
マナフラは受け皿があるのであまり気にしなくても大丈夫です。スクリューはかなり危険ですので厳しくマリガンしましょう。
基本はマナクリーチャーまたは《森の知恵》から展開し、次にアタッカーを並べていきます。除去や打ち消しはあまり気にしなくて良いです。特に《意志の力》はアド差がつくので大歓迎です。
《食物連鎖》は設置したそのターン中にコンボ開始できるタイミングがベストです。ただし手札破壊の恐れがある場合は、先に設置しましょう。
《食物連鎖》そのものは最低2枚のカードを消費してマナしか生まないアド損呪文です。なのでダメージレースが有利なら、敢えて《食物連鎖》の対応をさせ殴り勝つプランを取ります。
土地はなるべく基本土地から並べるようにします。2マナ土地は使うターンにプレイしましょう。デュアルランドは4マナ目以降が理想で、その後も伸ばせるだけ伸ばします。
十分なマナを確保できたら、あとは唱えられる呪文をどんどんぶつけるだけです。相手に妨害がありそうならアド重視、なさそうならコンボ重視で展開しましょう。
《食物連鎖》環境下でのフィニッシャーの選択ですが、マナが無限で殴れる状況なら基本的に《エムラクール》で安泰でしょう。殴れない場合のみ《ウラモグ》等対策を考える必要があります。
問題は『《エムラクール》を唱えて殴っても、返しで負ける』と言う状況。この場合でも、《放浪者》を唱え運よく《エムラクール》にアクセス出来れば勝ちを拾うことが可能です。
《エムラクール》だけでは勝てない状況でも《放浪者》なら逆転の可能性が残されていることを忘れないようにしましょう。
他方、《森の知恵》が戦場にあれば《エムラクール》の追加ターンでのチャンスが広がります。例えば《叫び大口》と《共感者》で戦場の《エムラクール》を再度手札に入れることも可能です。
やりたい放題な動きのデッキですが、好きにする以上は必ず勝ちに繋がるフィニッシャー選択を心がける必要があるでしょう。


【まとめ】
以上、自分がこのデッキを使うにあたって考えていたことを書き出してみました。
こうして見ると改善すべき点がまだまだたくさんありますね。とりあえず《新緑の地下墓地》は4枚にしなければ。
採用するカード次第で様々なギミックが使えるのが《食物連鎖》の魅力です。
小さいころ変形合体ロボが大好きだった自分にとって、このカードと様々なクリーチャーが織りなすギミックの数々はまさに最高のおもちゃ。
《徴募兵》も再録されて金額的な敷居は低くなっていると思いますので、興味がある方は是非試してみてはいかがでしょう。
私の地元では顔メタされてますが、それ以外ならかなりの頻度でわからん殺しできると思いますよ!

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